くわの接骨院

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2024-09-10

水分補給できてますか?

「スポーツの秋到来!水分補給できていますか?」

 

 

スポーツの秋到来!
暑い暑い夏が終わり涼しくなってきた秋、外での活動がしやすい季節になってきましたね。

 

涼しくなったとはいえ身体を動かすと汗をかきますよね。
「いい汗かいたし!ビールで乾杯!」なんて方も多いのではないでしょうか。

 

私もその一人です…(笑)
運動した後の一口目のビール最高なんですよね!(笑)
おいしいのはわかっているのですが…

アルコール類には水分の排出を促す作用があるため、運動で多量にかいた汗の後にアルコール類を摂取するのは脱水症状を引き起こしてしまう事がありとても危険です。
汗をかいた後はまず適切な水分を補給することが大切です。
水分補給について調べてみると色々な事がわかったので紹介いたします。

 

まず、水分補給を説明するに前に身体のしくみについて説明しておきたいと思います。

口から入った水分はどこで吸収されるかというと、ほとんどが『小腸や大腸』で吸収されています。

そして、身体の水分調整の一つとして『浸透圧』を用いて体液の濃度をコントロールしています。
浸透圧とは簡単に言うと、膜を介して濃度の薄い方から濃い方へ水を引っ張る力のことをいいます。
体液の濃度とドリンクの濃度差によって水分の吸収率が変わっていくということです。
その濃度差を作っているのが水分や塩分などのミネラルになります。

 

ナトリウム(塩分)は大部分が血漿や組織間液といった細胞外液に含まれていて、生理機能として細胞外液の浸透圧の調節、体液pHの調節、水分代謝、神経の刺激、筋肉の収縮に関わっています。
発汗時は、細胞外液が主に喪失するために、水分もナトリウムイオンも喪失します。

 

では、発汗時には水だけを飲めばいいのかというとそうではなく、
水だけを摂取した場合、血管内へ水分が移動します。
その結果、特に細胞外液のナトリウム濃度が薄くなっていきます。
細胞外液に多く含まれているはずのナトリウムが薄くなっていくと全身の倦怠感・吐き気・嘔吐などの症状が現れ、さらにひどくなると意識障害やけいれん・昏睡に至ることがあります。

 

「じゃあ塩分を摂ればいいんだな!」というわけでもないのです。(笑)
塩分だけを摂取した場合、水分を体内に留めてしまうので体から汗をかきにくくしてしまいます。
そのため熱が放出されず、かえって熱中症の危険性が高まることがあります。

 

水分と塩分はバランスよく一緒に摂るのが大切になります。
摂取した水分は腸で吸収され体全体へ運ばれますが、糖質は塩分と一緒に摂ることによって、腸管での水分の吸収を促進する働きがあります。
スポーツドリンクには水分・塩分・糖分がバランスよく含まれていて他にもアミノ酸やミネラルも一緒に摂取することが出来ます。

 

そのスポーツドリンクが2種類に分けられ摂取するタイミングにも違いがある事をご存知でしたか?
スポーツドリンクには大きく分けて『アイソトニック』と『ハイポトニック』があります。

 

アイソトニックとは『等張液』という意味のことで、安静時の体液と同じ濃度・浸透圧で作られたドリンクです。
体液に近い浸透圧なので水分や糖分、ナトリウム(塩分)がバランスよく吸収されます。
発汗によってナトリウム(塩分)が排出され体液の浸透圧が低い状態だと水分の吸収スピードが落ちてしまうので、運動前や運動後に飲むのが良いとされています。

 

・安静時においては体液と同じ浸透圧のため吸収が速い。
・糖質が多く含まれているため長時間の活動のエレルギー源になる。

 

ハイポトニックとは『低張液』という意味のことで、ナトリウムや糖質の濃度が低めで、ヒトの安静時の体液よりも低い浸透圧の飲料のことをいいます。
運動して汗をかくと水分が排出され体液の浸透圧は低くなっているため、アイソトニック飲料よりもハイポトニック飲料の方が水分が速やかに吸収されます。

 

・運動による発汗で、体液が薄くなっている状況おいては水分が腸管で速く吸収される
・糖分が少ないためカロリーが低く、減量時の飲料に向いている

 

適量の糖分は水分の吸収を促進する効果があるのですが、一方で糖質濃度が濃いほど胃での滞留時間が長くなるので水分摂取後すぐに活動を再開してしまうとお腹がタポンタポンしてしまうのはそういった理由があります。

 

活動前にはアイソトニックドリンクを飲み体に水分を蓄え、活動中は発汗で出て行ってしまった水分をハイポトニックドリンクで素早く水分を補給できるといいですね。

 

 

当施設のレブ整体では、施術効果を上げるために、体液の循環を促す「せいたいまくら」や「あしまくら」等を使用して施術しております。

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