2024-08-09
便秘につて
「便秘について」
健康的な生活を支える三原則として快便・快食・快眠があります。不規則な食生活やバランスの偏った食事、不眠や運動不足、ストレスなどの要因により身体に不調を起こしたりします。
今回は身体の不調の中でも便秘について解説していきます。
便秘とは、『本来、体外に排出すべき糞便を十分量かつ快適に排出できない状態』と定義されています。
便秘の改善には、生活習慣の改善は基本となります。※薬剤治療・外科的治療に関しては専門医にご相談ください。
生活リズムを整える事で、自律神経が整うため排便を規則正しく行う事が出来るようになります。
便意を我慢せずに便意を感じたらトイレに行く事も大切で、便意を我慢してしまうと悪化しやすくなります。
また、運動も適度に行う事で腸の動きが促されます。
食生活は規則正しく摂取することが大切なのですが、
特に朝食を摂る事で体内リズムを整え、胃腸を刺激し排便反射を促してくれます。
食事の中でも積極的に摂取して欲しいのは食物繊維になります。
食物繊維は腸内の善玉菌のエサとなり、便秘の予防・改善、大腸がんの予防、血糖値の急上昇を抑えてくれたりなどがあります。
食物繊維には2種類あります。
水溶性食物繊維と不溶性食物繊維です。
・水溶性食物繊維
水に溶ける食物繊維で、善玉菌のエサとなります。
昆布などの海藻や熟した果物、イモ類やゴボウなどが多く含まれます。
・不溶性食物繊維
水に溶けない食物繊維で、腸内で水分を吸収しふくらみ便を柔らかくしてくれて
量を増やす働きや有害物質を吸収し排泄を促してくれます。
玄米やゴボウ、熟した果物、きのこ類に多く含まれます。
食物繊維以外にも便秘に効果的な食べ物があります。
・脂質
脂質に含まれる脂肪酸が大腸を刺激してくれます。
脂質なので摂り過ぎてしまうと肥満の原因ともなるので注意が必要です。
オリーブオイルなどの油類、チーズやナッツ類など
・オリゴ糖
善玉菌を増やす作用があり腸内環境を整え、ミネラルの吸収を高め排泄しやすくしてくれます。
糖分は腸内で発酵しやすく大腸運動を高めてくれます。
玉ねぎ、キャベツ、アスパラガス、ニンニク、大豆、ハチミツなど
・発酵食品
腸内が酸性化し善玉菌が増えて腸内環境が整いやすくなります。
みそ、しょうゆ、酢、かつお節、納豆など
・ビフィズス菌を増やす食べ物
善玉菌の一種で、腸内環境を整えてくれます。
バナナ、ゴボウ、玉ねぎ、ニンニク、アスパラガス、ライ麦など
・抗酸化作用のある食べ物
活性酸素が増えると便秘だけでなく生活習慣病や老化にも影響してきます。
色やにおいがある食材は抗酸化作用があるものが多いです。
緑黄色野菜、果物、緑茶、玄米など
・有機酸
大腸の運動を促したり、善玉菌を増やし腸内環境を整えてくれます。
また、新陳代謝を促進する作用があります。
パイナップル、イチゴ、リンゴ、キウイ、バナナ、プルーン、梅干し等
また、水分をしっかり摂る事で便が柔らかくなり、排泄しやすくなります。
水分の1日の摂取量は体重1㎏につき約35mlが必要と言われています。
体重50㎏の場合は約1.7L、60㎏であれば2.1Lとなります。
1回で飲もうとすると大変な量なので、あくまで1日の摂取量なので時間をかけてゆっくりと摂取して下さい。
今回、便秘に有効な食材などを紹介していきましたが、栄養が偏らない様に、便秘に有効な食材を取り入れながらバランスの良い食生活を送ってください。
当施設のレブ整体では、施術効果を上げるために、体液の循環を促す「せいたいまくら」や「あしまくら」等を使用して施術しております。
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