くわの接骨院

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2024-04-23

疲れ目の原因と対策

「疲れ目の原因と対策」

 

長時間のスマホやパソコン作業で、目の疲れを感じることはありませんか?
現代社会ではパソコンなどの画面を見る時間が長くなり、目への負担が大きくなっています。
今回は簡単に目の作りとセルフケアの方法を紹介したいと思います。

 

目には、カメラのように【レンズ】があり、【ピントを調節】したり【光の入る量を調節】する機能があります。

 

レンズの役割をしているのが、水晶体と言い黒目の中央にある黒色が強い瞳孔(ひとみ)と言われる部分です。
この水晶体には、神経や血管がなく房水という角膜と水晶体の間にある透明な液体で血管のない組織を栄養しています。
房水は、目の中の毛様体で作られます。そして、ピント調節をしているのが毛様体筋といって毛様体縦走筋、毛様体輪状筋という平滑筋が調節を行っています。

遠くにピントを合わせる時は、交感神経の支配を受ける毛様体縦走筋が働き水晶体を平たく薄くなります。
逆に、近くにピントを合わせる時は、副交感神経(動眼神経)の支配を受ける毛様体輪状筋が働い水晶体を厚くし屈折力を増します。
こうして、毛様体筋が水晶体の厚さを調節してピントを合わせています。

 

また、光量の調節をしている瞳孔散大筋、瞳孔括約筋があり、その内側に虹彩と言って瞳孔の周りの薄い黒や茶色い部分が付いています。
瞳孔散大筋は交感神経の支配を受け、夜や暗い所、活動的な状態(興奮や感動をしたり)だと瞳孔散大筋が収縮し瞳孔は大きく開き、光の多い明るい所やリラックスした休息状態(睡眠中も)では副交感神経(動眼神経)の支配の瞳孔括約筋が収縮することで瞳孔が小さくなります。
こうして、瞳孔(ひとみ)の幅を変えて、光の入る量を一定に調節しています。

 

※自律神経は血圧や発汗、内臓の活動などなど自分の意志とは関係なく活動の調節を行ってくれる神経です。
汗でいうと自分の意志では汗は流すことはできませんよね?
運動をして体温が上がってきたり、気温が暑ければ勝手に汗が出て体温調整を行おうとします。
このように目でも自律神経によって自分の意思とは関係なく自動的に様々な活動の調整がされてい ます。

 

一般的に、疲れ目の原因はピント調節で活躍している毛様体筋の使い過ぎから起きる事が多く、スマホやパソコン作業で毛様体筋が疲労するとピントを合わせる力が低下し、目をこらしたり、首を前に出す不自然な姿勢になって首筋や肩が凝り、頭痛や気力低下などが起きたり、目から入る光は自律神経を介して光量の調節を行っているので、目を使いすぎてしまうと自律神経の乱れにもつながります。
長時間の作業は1時間を目安に10分ほど休憩をとるのが理想的ですが、
なかなか休憩をとれていないという方に簡単なセルフケアを紹介します。

 

【マッサージ】

①疲れ目を感じた時、指を眉毛の上の骨に当てて円を描くようにマッサージをしてください。

②眉毛の上には、ツボが3個並んでいます。眉の内側には【攅竹】、真ん中あたりには【魚腰】、眉の外側に【糸竹空】があり、眉のヒフを優しくつまむように引っ張り上げてください。

③目の周りにもツボがあります。目頭から鼻の方に指を当てると骨に当たる所に【睛明】黒目の線上で目の下、骨の際に【承泣】目尻から外側に指を滑らせるとくぼみがある所【瞳子髎】目尻と眉毛の外側を結んだ線の中央から外側に指を滑らせるとくぼみがある所【太陽】これらを優しく押さえてください。

※注意※
目の周りは皮膚が薄いため強く押したり、こするとクマやたるみの原因になるため優しく押してください。

 

【蒸しタオル】
レンジで濡らしたタオルを温め40度くらいの蒸しタオルで目を10分間温める方法も効果があります。
また、市販の目の周りを温める商品もあるので、そちらを利用されても良いと思います。
※注意※
蒸しタオルを作る際、使用させる際はやけどに注意して下さい。

 

また、セルフケアでも改善されない場合は、セルフケアでは疲労が取れないほど疲れている状態や、他に原因があり身体の改善が必要な状態かもしれません。
お近くの接骨院や専門医の受診をオススメ致します。

 

当施設のレブ整体では、施術効果を上げるために、体液の循環を促す「せいたいまくら」や「あしまくら」等を使用して施術しております。

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