くわの接骨院

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2023-11-09

恥骨結合離開

【恥骨結合離開】

 

恥骨結合部位が離開し、痛みを伴う症状を「恥骨結合離開」といいます。

 

【「恥骨」とは?】

 

恥骨は骨盤の一部です。
一つの大きな骨のようにみえる骨盤は、いくつもの骨が組み合わさるように構成されています。

細かく分けると8つのパーツがあり

・仙骨(骨盤の真ん中)
・尾骨(仙骨の中央下)
・腸骨(寛骨の一つで羽のように大きいパーツ左右1対ずつ)
・坐骨(寛骨の一つで骨盤下左右1対ずつ)
・恥骨(寛骨の一つ骨盤下の真ん中左右1対ずつ)

恥骨は、骨盤では最も下に位置し、左右を繋ぐ大事な役割りがあります。
その部分を「恥骨結合部」といいます。

ただ、恥骨結合部は、細菌感染による炎症や転倒による衝撃や圧による衝撃で、骨折や離開しやすい部位でもあるのです。

 

 

 

【「恥骨結合離開」とは?】

 

恥骨結合部は、大部分をコラーゲンの繊維軟骨で構成されています。
そのため弾力性に優れ、圧力に抵抗したり、衝撃を吸収する作用が高く、また骨同士が接触することによる損傷を予防します。

 

恥骨結合部の上側には、上恥骨靭帯が付着、下には、恥骨弓靭帯が付着し、恥骨結合部をしっかり補強しているので、恥骨結合部は、ほとんど動く事はありません。
ただ、女性の場合、妊娠から出産にかけ、恥骨結合部が「リラキシン」という女性ホルモンの影響を受け緩みやすく、また胎児の成長に合わせ体重の増加による圧、出っ張ったお腹の張り出しにともなうからだの歪み等で、本来の場所から「動く」事があります。

 

その時、大きく離開すると激しい痛みとなって症状が現われます。
激痛の程度は、人によって異なりますが、階段の上り下りはもちろん、まともに歩くことができず、ひどい場合、寝たきりの状態になることも珍しくありません。

 

その他の症状としては、

・足が上がらない

痛みで足を床から離すことができず、小さな段差が超えられない事があります。

・寝返りができない

じっとした姿勢から初動時の寝返りで激痛が走ります。

・前に歩けない

恥骨結合は、骨盤前面にあるため、足を前に出すたびに痛みを伴います
ただ、離開の程度によって後ろ向きに歩ける場合もあります。

・動きはじめの一歩が痛い

初動時に痛みはあるものの、次第に症状は緩和。
ただし、完全に痛みが消える事はありません。

 

 

 

【「恥骨結合離開」の治し方などは?】

 

「恥骨結合離開」は、セルフケアが難しい症状の一つです。
そのため接骨院による施術を受けるのがおススメです。

接骨院など東洋医学は、恥骨結合離開の原因となる骨盤の歪みなどを矯正するのを得意としています。
そのため、施術を何回か受けることで、症状の緩和が期待できます。

 

また、妊娠中のデリケートな体でもレブ整体なら安心できる施術なので、「恥骨結合離開」による痛みで悩んでいる方は、当院のレブ整体で対応できますのでご相談ください。

 

予防法としては、骨盤が歪んでしまう原因を取り除くなどが最適。
例えば、猫背や頬杖、反り腰などの不良姿勢は、それだけで骨盤を大きく歪ませてしまいます。

 

また、血行不良や運動不足は、骨盤を支える筋力の低下を招き、それが原因で骨盤が歪み「恥骨結合離開」のリスクを高めるので、適度な運動を取り入れるようにしましょう。

 

ただし、妊婦さんは、自己判断での運動やストレッチは禁物。
恥骨部位に痛みがなくても、無理は絶対にせず、担当医師に相談した上で、レブ整体を上手に活用してください。

 

 

当施設のレブ整体では、施術効果を上げるために、体液の循環を促す「せいたいまくら」や「あしまくら」等を使用して施術しております。

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