くわの接骨院

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2023-10-31

腰椎分離症の発症

【腰椎分離症の発症】

 

【腰椎分離症の原因と症状】

 

腰椎分離症は、腰椎上関節突起と下関節突起の間で、椎弓根部の骨連属性が途絶えてしまった状態であり、骨折している症状です。

中学生くらいの運動が活発な年代に発生することが多く、スポーツのし過ぎで腰椎の骨に亀裂してしまう疲労骨折です。
また、先天的な遺伝によって腰椎が弱いことでも、発生的に分離してしまうことがあります。
一般の人では5%程度の発症率なのですが、スポーツ選手では30~40%の人が腰椎分離症になっています。

 

腰椎分離症の特徴は、以下のようなポイントがあります。

・10代の男の子に多い
・腰をひねると痛い
・野球やサッカー、バスケットボール、水性をしている人に発生率が高い
・小さいころからジャンプを多くしている人に発生率が高い
・体の柔軟性が低下している人に発生しやすい

これらにいくつか当てはまっている場合は、腰椎分離症になる可能性が高くなります。

 

腰椎分離症自体は10代で発生しますが、それが原因となって徐々に分離すべり症に進行してしまうこともあります。

腰椎分離症の症状は、腰を反った時やひねった時に腰痛がひどく出てしまうのが特徴です。
分離し始めの頃は腰痛の程度も強く発生し、その状態が持続されます。
時には神経根が圧迫されてしまい、坐骨神経痛のような症状を発してしまうこともあります。
悪化してしまうと生活がしにくくなってしまいますので、早めの対応が大事となります。

 

腰をひねった時にひどい痛みを感じた場合は、腰椎分離症を疑うようにしましょう。
腰椎分離症は、治療のタイミングを逃してしまうと、骨がくっつかなくなってしまいます。
そのため、おかしいと思ったらすぐに治療を受けるようにしましょう。
腰椎分離症の診察は、CT画像やレントゲンにて診察を行います。
画像にハッキリ出る症状なので、画像診断だけで初期なのか進行期なのかを把握することができます。

 

【腰椎分離症の治療や予防方法】

 

腰椎分離症の治療は、スポーツ活動を一切禁止して硬性コルセットを装着して安静状態にします。
固定し、骨折状態が治るのを見込んだ治療です。
スポーツ活動は部活動や体育の授業など2~3か月間止めて、安静にします。
再検査で骨のくっつきが確認されたら、理学療法士の指導のもとにコルセットを使いながら軽い運動から再開していきます。
初期の分離の場合は、この治療で90%以上改善したというデータがあります。

また、保存療法で改善が見込めない場合は、神経の圧迫を取り除く手術を行います。

 

腰椎分離症は、整形外科よりも接骨院や整骨院での施術の方が適していることがあります。
整形外科は薬中心の治療となる場合が多く、接骨院や整骨院の場合は患部に直接施術を行うことで効果的な施術とできるからです。
腰椎分離症は軽度の骨折のようなケガですので、接骨院や整骨院の方がスムーズな改善を期待することができますよ。
腰椎分離症が早く治るように、近くの接骨院や整骨院に相談してみるといいですよ。

 

 

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