くわの接骨院

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2023-05-28

屈筋と伸筋どっちが強い?

筋肉には大きく分けて骨格筋・平滑筋・心筋の3種類の筋肉があります。
 
今回は骨格筋について簡単に説明いたします。
 
骨格筋は身体を動かす以外にも姿勢の維持や筋肉の収縮によって体液の循環を促してくれる作用があります。
骨格筋には関節を伸ばす筋肉と曲げる筋肉があります。
伸ばす筋肉を伸筋、曲げる筋肉を屈筋と言います。
伸筋は身体の後ろ側に多く、屈筋は身体の前側に多く存在します。
この2つの筋肉、どちらが強いかご存知ですか?
 
 
曲げるための筋肉 ”屈筋” の方が強いんです!
屈筋は物を持ち上げたり、掴んだりなど日常的に使われる事が多いため伸筋に比べ強い力が出せます。
伸筋は主に姿勢の維持に作用します。
 
これらの筋肉はパソコン作業などで腕を前に出している時間が長くなってしまったり、スマホ操作などで首が前に倒れている時間が長くなったりすると、前側にある屈筋群が縮こまり屈筋は伸筋よりも強いために伸びにくくなってしまい巻き肩や猫背になってします。
 
他にも筋力維持のため日々トレーニングをされている方も多いと思いますが
屈筋群ばかりトレーニングを行ってしまうと、姿勢が崩れ歪みへとつながり
スタイルが崩れたり、肩こりなど様々な症状が現れます。
なので屈筋群に刺激を入れたら、ちゃんと伸筋群にも刺激を入れなくてはいけません。
腹筋へのトレーニングを10回行ったとしたら背筋へのトレーニングを20回やるなど伸筋側の回数や負荷量を増やし筋肉のバランスを保つことが必要になってきます。
 
トレーニング時にはそのように挑戦してみて下さい(^-^)