くわの接骨院

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2023-05-27

横隔膜と肩こり

肩こりの原因に横隔膜が関与してる可能性がある事を
ご存知でしょうか?
 
そもそも、呼吸というのはみなさん肺が行ってるとおもいます。
しかし、肺そのものに息を吸う能力は備わってません。
息を吸うことは、横隔膜が収縮する事によって
胸腔(胸の空間)が陰圧になり、そこに空気が入り込む
という仕組みになっています。
そのため肺は血液に酸素を乗せる、二酸化炭素を外すなど
物質の交換の役割をはたしています。
他にも呼吸には、肋骨や、その周りの呼吸筋と呼ばれる筋肉が
呼吸に作用しています。
 
つまり呼吸に置いて横隔膜の動きというのはかなり重要になってきます。
では、なぜそれが肩こりと関連してくるのでしょうか?
 
横隔膜の動きが悪くなると、必然的に呼吸が浅くなります。
この時酸素は十分に取り込めない状態になります。
さらに動きを補おうと首や肩の筋肉が、代わりに働こうと頑張り始めます。
 
呼吸が浅くなる→血液中の酸素濃度が低下して、筋肉に十分な酸素が届かない
首や肩を代償して使う→余計な筋肉に力がはいり肩こりの原因となる
 
なにが横隔膜の働きを低下させるのでしょうか?
それは普段の生活です。
・デスクワークで丸まるような姿勢を取っている
・ストレスなどの影響で横隔膜が緊張してしまっている
・姿勢の歪みから肋骨の動きの低下
等様々理由があげられます。
 
横隔膜は表面から見えるものではない為なかなか気づきにくいですが
横隔膜、呼吸が肩こりに深く関係しています。
少しでも最近息が吸いにくいと感じましたら
普段の呼吸や姿勢を意識してみて下さい。