くわの接骨院

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2022-09-23

くわの接骨院【腰】|ぎっくり腰

ぎっくり腰の予防や再発防止のためには?
 
不自然な姿勢や急な動作などで起こる腰痛が「ぎっくり腰」で、正式には「急性腰痛症」と呼ばれます。
 
重い荷物を持ち上げた時にギクっとなるイメージが強いですが、ゴミを拾おうとして前屈みになる・くしゃみをする・階段を上がるなどの動作で起こることも少なくありません。
 
主な原因として考えられていることは、長時間の立ち仕事や中腰などの不自然な体勢、姿勢の悪さ・疲労・運動不足・冷え・肥満・体のかたさ・ストレスなどが挙げられます。
その中でも特に、筋肉疲労や背骨の歪みが蓄積することで起こりやいと言われています。
 
では、発症した際にはどのような対応をすれば良いのでしょうか?
 
2~3日安静にすることで徐々に痛みが軽減していくことが多いので、痛みが強い時には無理に医療機関を受診しようとしないで横になって様子を見ると良いです。
その時には、やや前屈しヒザを曲げて横向きで寝るように心がけると、腰への負担が少なくなって痛みが緩和していきます。
 
また、市販の消炎鎮痛薬や湿布薬を使用することで痛みが軽減されますし、捻挫した時と同様にアイシングも有効になります。
ただ、常に痛みがあってどんな姿勢をとっても痛みが軽くならない、安静にしていても痛みが増加してくる、発熱や冷や汗が出る、下肢のしびれがあったり足に力が入らなかったりする、排尿や排便異常がみられる場合は、医療機関での治療が必要になります。
 
 
このように
通常の椎間関節の捻挫とは明らかに異なるような症状がみられる時は、早急に専門医に相談することが大事です。
 
それから腰をサポートする便利なアイテムとなる腰痛ベルトやコルセットを使用して腰への負担を減らすことも対応策になります。
ただ、腰周りをサポートするグッズとして有名ですが、2つはイコールではないので違いを知っておくと役立ちます。
 
市販されているものが腰痛ベルトで、全てがゴムでできていたり一部分がゴム素材で伸縮性があったりするものなど種類も様々です。
 
一方コルセットは、整形外科や整骨院などで使用される医療用のもので、軟性コルセットと硬性コルセットの2種類あります。
・一般的に使用されるのは軟性コルセットで、弾力性のある素材なので日常生活を支障なく送れて、ぎっくり腰や椎間板ヘルニアなどで使用されます。
・硬性コルセットはプラスチックや金属などの硬い素材で作られている外科治療用で、圧迫骨折や手術後の固定などで使用されます。腹部を適度に圧迫して腹圧を上げて、体を内側から支えて腰椎への負担を軽くする役割が腰痛ベルトやコルセットにはあります。
 
つまり、
腰痛を治すものではなく腰痛の緩和やサポートをするものと理解しておく必要があります。
 
「ぎっくり腰」が一度治ったとしても、発症する要因がある状況が続けば再発する可能性があるので、予防や再発防止のためにはどのようなことを心がけると良いかを知っておくことも大事です。
 
腰に負担がかかる動作をする時に注意する、長時間の同じ姿勢が続く仕事では時々休憩をとり体を動かす、生活にストレッチをとり入れる、ウォーキングなどの適度な運動をとり入れる、肥満の予防と解消を心がけるなどです。
 
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